先日、我が家に友人が遊びに来たので、腕にふるいをかけて「ピテ」を作りました!今日はピテを作る工程を紹介しますね。
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>>コソボ伝統料理の王様「ピテ」
私はコソボの伝統料理を作るときは、フランスパン用の粉(中力粉)を使っています。
強力粉と薄力粉を混ぜても似たような感じになると思いますが、中力粉の方が手間がないし、何かと便利です。
生地の材料は、小麦粉、水、塩、卵とシンプル。卵は入れなくてもいいんですが、いろいろ試した結果、入れた方が作りやすく、おいしい気がします。今は試行錯誤の末に行き着いた配合で作っています。
生地の材料を全部混ぜてこねこねしたら、小さな団子状にして、表面に油を塗ってしばらく寝かせます。私は前日にこの段階までやっておき、冷蔵庫で寝かせましたが、実際は20分程度寝かせれば大丈夫です。
寝かせが終わったら、各団子を麺棒で直径15〜20センチに伸ばします。これ一枚で生地作りを終えてもいいんですが、私はよりサクサク感を出したいので、これを複数枚重ねて1つの生地に仕上げています。
渦巻型のピテは3枚重ね、包み込み型の方は6〜8枚重ねにして1枚の生地にします。
それから、生地を透けるくらい薄くのばしていきます。
生地が完成したら具材を載せます。
肉は牛肉と玉ねぎを炒めたもの。本場のものはかなり塩を聞かせた具を、ほんのすこーーーしだけ乗せるんですが、我が家では倍くらい乗せてます。
チーズは、本当は白チーズをそぼろ状にしたものを使いますが、高いし入手しにくいので、私は製パン用の角切りチーズを使っています。
具材を乗せたら、生地をくるくる巻き巻き。この作業が一番楽しいです。すぐ終わるけど。
古いテーブルクロスの上で伸ばした生地を巻くんですが、テーブルクロスを持ち上げて転がすのです。こんなことできるのか?と思っていましたが、やってみると意外と簡単。
巻き巻きしたら、端っこをカット(固くなっちゃうので)。ちなみに、うちでは端っこは個別にトースターで焼いてシナモンシュガーとかかけておやつにしています。おいしいです。
渦巻状にぐるぐる巻いていき、容器いっぱいになるまで繰り返します。最後に油を塗ってオーブンへ!
ででーん!
久々に作りましたが、我ながら美味しゅうございました。
友人たちにも喜んでもらえて良かったです!