コソボの女は強いぞ!

東京オリンピック、始まりましたね!今回のオリンピック、コソボからは、男女6人ずつ、計12人の選手が出場しています。競技は、柔道5人、レスリング2人、競泳2人、ボクシング1人、射撃1人、陸上1人です。相変わらず柔道国です。格闘技率高し!

ほとんどの選手が競技を終えていますが、金メダルが複数出てますよ~!もちろん柔道女子!以前紹介したスター選手の一人、48キロ級のディストリア・クラスニチ(日本では「クラスニキ」表記されてますが、本当の発音は「クラスニチ」です)選手と、57キロ級のノラ・ジャコヴァ選手です!!

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ああおめでとう!!!コソボの金メダル第一号となったディストリアの決勝は、日本の渡名喜風南選手と当たり、ドキドキしました。日本とコソボの共通点である、柔道の強さ。これからもいいライバルであり続けるといいな~。以前インタビューで、試合に勝ったら甘いものを食べると言っていたんですよね〜。もう食べたかな…

それから、前回のオリンピックでコソボに初の金メダルをもたらしたマイリンダ・ケルメンディは、残念ながら初戦で敗退してしまいました。競技の世界は厳しいですね…。でもマイリンダが独立後初の金メダルをもたらしてくれたことは、いつまでもコソボの人たちの誇りです。今思い出しても涙が出るほど感動しました。

 

ところで、格闘技率高いコソボの選手たちですが、注目すべきはその女子の比率!柔道は5人中4人が女子、そしてボクシングも女子選手です。コソボの女子柔道のレベルの高さは言わずもがな、このドニエタ・サディクというボクシング選手も、かなりの実力者らしいのですが、残念ながら1回戦で敗退してしまいました。

 

しかしコソボ女子つよい!!かっこいい!!私の知ってるコソボの女性を思い浮かべますと…いや確かに、みんな強そうです。強そうというか、実際強いです。自己主張しっかりするし、サバサバしてるし、パワフルな人が多いですね。もちろん私が感じるのは精神力の強さなんですが、力も強そうなんだよな…。心と体が強いとか最強。格闘技やれば絶対強くなる。格闘技を学校で必修とかにしたら、みんなめちゃめちゃ強くなりそう。

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残された競技ですが、明日(7月29日)試合がある、柔道女子78キロ級のロリアナ・クカ選手に注目です!!彼女はコソボ柔道のコーチ、ドリトン・クカさんの姪っ子らしいです。今回柔道で出場している選手は全員、このコーチの道場IPPON出身なんですよね。小さな国の小さな道場からこんなに強い選手がたくさん出てくるなんてすごい…。信頼も厚そうだし、素晴らしい監督なんだろうなあ。

とにかく!応援しましょう!いけいけーコソボーーー!!!!