以前、リオデジャネイロオリンピックの金メダリストであるマイリンダ・ケルメンディ選手についての記事を書きましたが、実はコソボは柔道大国。マイリンダ以外にも注目の選手がいるんです!今回は、マイリンダと同じ道場に所属している3人の選手を紹介したいと思います!
ノラ・ジャコヴァ&アキル・ジャコヴァ
まずは、つよ~~い姉弟のご紹介です。
ノラ・ジャコヴァ (Nora Gjakova) 生年月日:1992年8月17日 出身地:ペーヤ(コソボ) 階級:57kg級 |
アキル・ジャコヴァ (Akil Gjakova) 生年月日:1996年1月4日 出身地:ペーヤ(コソボ) 階級:73kg級 |
姉のノラ・ジャコヴァは10歳、弟のアキル・ジャコヴァは6歳のときに一緒に柔道を始めました。
ノラは2016年のリオ五輪に出場していますが、惜しくも2回戦で敗退。しかし、その実力はお墨付きで、その後数々の世界大会でタイトルを手にしています。2019年だけでも、グランプリ・トビリシで優勝、ヨーロッパ競技大会で2位、グランプリ・ブダペストで2位と優秀な成績を収めています。
アキルは、ここ数年でぐんぐん頭角を現しており、2018年のグランドスラム・パリでは、決勝戦でリオ五輪の銅メダリストである、ラシャ・シャフダトゥアシビリ選手を破って堂々の優勝、2019年のグランプリ・ブダペストでも優勝するなどしています。
ちなみに、アキル君はけっこうSNS好きのようで、FacebookやInstagramで積極的に情報発信中です。特にインスタでは、柔道だけではなくプライベートの様子も発信していて、すてきな笑顔やキメショットを見ることができます。彼女っぽい写真もありますよ~。ひゅーひゅー!(違ったらごめんなさい)
ディストリア・クラスニチ
最後は女子48kg級で活躍中のディストリアです。
ディストリア・クラスニチ (Distria Krasniqi) 生年月日:1995年12月10日 出身地:ペーヤ(コソボ) 階級:48kg級 |
ディストリアは、7歳とのきに柔道を始めました。もともとは、マイリンダ・ケルメンディと同じ52kg級だったのですが、マイリンダが強すぎてリオ五輪には出られませんでした。彼女は階級を48kg級に下げたり、52kg級に戻したり・・・と紆余曲折を経て、現在は48kg級で活躍中です。
ディストリアも、世界大会では上位の常連。2019年ではグランドスラム・パリで2位、グランプリ・アンタルヤで優勝、世界選手権では3位と、すばらしい成績を収めています。