コソボの車と言えば、ほとんどがマニュアル車、窓は手回しで開ける、エアコンは使えない、鍵がかからない、エンストが多い…そう思っていませんか?
はい、そのとおりです!!!
つまり年式がとっても古いものが多いんだ。20年前の車とかばっかりだよ
でも最近ボタンで窓を開閉したり、エアコンがつく車が増えてきていて、前回コソボに行った時は車のトラブルが一度もなかったんですよね…なんか寂しい…。なんだかんだでボロ車好きなんですよね。
実際トラブル起きた時はめちゃめちゃ焦るけどね
車の思い出たちが消えてしまわぬよう、もうすぐ過去のことになってしまうかもしれない「コソボの車あるある」について書いておきたいと思います。
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一度鍵を挿せば、走行中抜いてもOK!
今や日本の車は「鍵を挿す」という概念がなくなってきている気がしますが、コソボはまだまだ挿しますよ〜!
友人が前乗っていた車は、鍵を挿して回してエンジンさえかかれば、あとは走行中でもいつ抜いてもエンジンが途切れないという優れものでした。
一瞬便利なんじゃないかって気にさせといて、結局何の使い道もないけどね
いやいや、初めて乗る人をびっくりさせて場を和ませることができるよ
カーオーディオのサイズが合っていない…けど大丈夫!
私の友人は、車に古いオーディオを取り付けていたのですが、残念ながらオーディオが若干小さくてサイズが合わず、そのままで運転していたらオーディオが飛び出してきてしまっていました。
これはイラッとする!オーディオ叩き壊したくなる!
しかし工夫で乗り切るのがコソボ人です。彼はオーディオ機器を入れるスペースの隙間にティッシュを詰め込み、見事オーディオを固定していました。
ちなみに、下の写真を見てもらえば分かりますが、スピーカーの取り付けも無理矢理感が半端なかったです。
その後、サイズがぴったりで、もっといいやつ付けようと考えた彼は、新しいオーディオを購入して取り付けました。ティッシュなしでも飛び出てこないやつです。
しかしそのわずか3日後、新しいオーディオは車上荒らしに盗まれ、元の古いオーディオはまた日の目を見ることになったのでした。
エンストしたら、とりあえずボンネット開けてなんか水入れよう!
コソボの車と言えばエンスト!いつだってどこだってエンスト!
今までに乗った車が何度エンストしたことだろう!そして何度ボンネット開けてどっかに水入れたりしてるの見たことだろう!そんで何度「えーそんなんでいいの?」と思ったことだろう!
なんかボンネット開ける人って、それだけで3割増しでカッコよく見えちゃわない?
自分にはよく分からないことができるってとこがポイントだよね
そうそう!ボンネット開け、デートで使ってみてはいかがか?
解決しない時は、自力で車体を押すか涼しくなるのを待とう!
最悪の場合、ボンネット開けてどっかに水入れてもダメなもんはダメなんで、1人が車に乗ってエンジンかけて、他の人は車を押すしかないこともあります。
下り坂があれば願ったり叶ったり。坂道に差し掛かったところで車を押してた人も車に飛び乗り、坂の力を利用して勢いに乗ると、上手くいけばエンジン止まらず進めます。
ただ、こういう車は逆に登り坂は苦手なので、行きに下り坂があって上手くいっても、帰りはこれが登り坂になるのか…と気づくと血の気が引きますよね。
しかし、他にもポイントがあるのです。意外と大事なのが気温。炎天下ではうんともすんとも言わなかった車が、日が落ちてスイスイ進むことがあります。登り坂でも大丈夫かも!
登り坂とか暑いのとか、きつい環境は車も嫌なんだね。親近感〜
なんだかんだで必ず誰かが助けてくれる!
とにかくどうやっても車が動かない時は、困った顔して待っときましょう。
コソボの人はとにかく親切です。絶対に通りすがりの誰かが助けてくれます。
しかも、当たり前っしょ〜みたいなサラッとした親切なの。それがすごくステキなの
レッカー車がなくても大丈夫!以前に夫が運転中に高速道路でエンスト中の車に助けを求められたことがあります。こっちもあっちも普通車でしたが、どうにかして近くの自動車修理屋さんまで引っ張って行ったことがあります。
エンスト体験もなかなか良い!
もしコソボでエンスト体験したい時は、ぜひ一番安い車を借りてみてください。高確率でエンストすると思います。
車押しながら息切らして走るのも、日本ではあり得ない感じがなかなかおもしろくて笑えてきますよ。
誰か助けてもらうことがあれば、人の温かさに気づいてほっこり幸せな気分になります。そしてそれを誰かにまた返したいと思うようになるんですよね。
やっぱコソボって、いいよね〜〜〜